毛穴の汚れは大丈夫?
透明感のある美しい肌は、キメが細かくやわらかくてハリがあります。誰もがあこがれる美しさの第一条件ですね。
一方、ダメージを追った肌は、キメが粗く色むらがあり、肌が汚れているように見えたり、くすんだ感じがします。
シミやシワが特に増えた訳でもないのに何となく「不潔な感じがする」とか「年齢より老けている」「疲れた感じ」といったマイナスの印象を与えてしまうのです。
皮脂の分泌が増えることや、皮膚の老化が原因となって真皮層のコラーゲンの弾力が失われ、毛穴が開き、キメが粗くなります。
特に鼻まわりは皮脂分泌量が多いために、角栓、メラニン、開きなど毛穴トラブルの引きがねとなります。
開いた毛穴は化粧品やほこり、皮脂などの汚れがたまりやすく、それが原因で黒ずんで見えてしまったり、にきびや吹き出物ができやすくなり角栓ができたりします。
その結果、肌のキメが荒くなって、実年齢以上に老けて見えてしまう上に肌の清潔感もなくなります。
また、中高年では20代に比べて肌のハリもなくなってくるので、加齢による小じわとの相乗効果で、肌の凸凹がさらに目立ってしまうのです。
しかも、ファンデーションでそれをカバーしようとすると、かえって暑苦しい印象だけが際立ってしまいます。
さらに、開いた毛穴に溜まった皮脂が空気中のゴミを引き寄せ、黒ずんだ毛穴にはアクネ桿菌が通常の数百倍にも繁殖します。
顔ダニも同様に異常増殖してしまいます。これがアダルトニキビや慢性的吹き出物の正体です。
毛穴が細菌や微生物の巣となって皮膚病まで起こしてしまうこともあるのです。
これはまさに毛穴の落とし穴!
「私は大丈夫!」とか「まだ若いから!」それとも「もうあきらめたわ・・・!」「年だから・・・!」などと思い込んでいませんか?
このような事になる前に、またすでにトラブルに遭遇してしまった貴方、原因をつきとめ、正しい予防法と対処法で大切な肌をいたわりましょう。
日々のケアと心がけできっと本来の美しさを取り戻せるはずです。