毛穴ケア ビューティーラボ[PR] > 毛穴汚れとケアについて > 毛穴汚れの原因とトラブル【汗腺】

汗腺

人間の皮膚は3層に分かれています。
一番下にある層、皮下組織に汗腺があります。
この汗腺には「アポクリン汗腺」と「エクリン汗腺」の2種類があります。

勘違いしやすいのですが、毛穴と汗腺は別のものです。
よく「発汗すれば毛穴から老廃物が出る」といわれますが、これは間違いで、発汗では毛穴の掃除は出来ないのです。

アポクリン汗腺は毛穴につながっていますが、エクリン汗腺は独立しています。

エクリン汗腺は、体温の上がり過ぎを防ぐための体温調整の役割を担っており、ほぼ全身に分布しています。
それに比べ、アポクリン汗腺はわきの下や陰部など特定部位だけで、毛穴に付随した形で分布しています。


アポクリン汗腺は別名・体臭腺とも呼ばれ、体臭、においの元となります。
ここからの汗は、脂肪・鉄分・色素・蛍光物質・尿素・アンモニアなどを含みます。
これ自体は匂いませんが、ホコリや雑菌、ヒフの老廃物などと結びつき、エクリン汗腺からの汗によって広がります。


また、汗は毛穴を汚す原因になります。


わきが体質はこのアポクリン汗腺の数が多い人に起こります。

エクリン腺から出る汗の主成分は、塩分を含んだ水です。

汗は、まず汗腺が血液中の血漿を取り込み、その後、水分以外の大事な成分のほとんどを血液中に戻すという働きをします。

本来、エクリン汗腺からの汗は水に近い成分であるべきです。これが良い汗です。

人間の体には200万〜500万の汗腺があると言われますが、その半分近くは休眠状態にあります。
交通手段の発達などによる運動不足やエアコンの普及により、現代人は汗をかく必要が無くなり、さらに休眠汗腺の数が増えていきます。


汗をつくるのに十分な時間があれば、流れ出した汗からミネラルなどの成分を体が再吸収し、水分ばかりの良い汗になりますが、時間が足りないと、1つの汗腺は他の休眠している汗腺の分まで働かなければならなくなり、ミネラルなどの大切な成分を体に戻してやる作業が間に合わず、水以外の成分を多く含んだ悪い汗をかいてしまうことになります。

また、1つの汗腺による仕事量が増えるために、大粒の汗をかくようになります。

この汗は体を冷やす能力が低く、べたっとしています。


日ごろから汗をよくかくようにしていれば、休眠している汗腺は再び活動を始めるようになります。
活動している汗腺の数が増えれば、1つの汗腺による一定時間当たりに出す汗の量が減るために、本来の機能を取り戻し、良い汗が作れるようになります。


日ごろからの運動や、エアコンの使用をできるだけ控えるなど、普段から良い汗をかくように心がけることが大切です。

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